ごあいさつ

花岡としお 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
昨年のお正月は大変厳しい幕開けでしたが、今年は穏やかなお正月を迎えることができました。東御市にとりましても、市民の皆様にとりましても良い年でありますように心から願っております。

今年は巳年ということで、にわとりと空想の動物である龍を除くと、哺乳類でない蛇がなぜ十二支に入っているのか改めて不思議に思っています。しかし、蛇は昔から神様の使いとか屋敷神様と言われ大切にされたり、抜け殻を見つけるとお金が貯まると言われて財布に入れていた子どもの頃を思い出すと、日本人にとって非常に縁起が良く、大切な生き物であるため、巳年は縁起がいい年と言われています。

当市のこれまでの歩みの中で、「人権尊重のまちづくり」を非常に大切にしてきており、先輩方にはご尽力いただきました。今、人権ということが「不適切にもほどがある」という言葉が流行語大賞になったように、過去の常識の多くはすでに不適切だと否定される様々な考え方が大切にされる時代になってきています。そういった考えをつきつめていったときに1人1人が人間として尊厳を大切にされる権利が第一義であるとスピノザ(オランダの哲学者)や柴田寿子先生(東御市出身:スピノザの研究で知られる政治思想を専門とする元東大教授 )も強調されています。
正義は時代によって左右されたり、立場によって価値観が変わります、ロシアにとっての正義はウクライナの正義ではないという、正義に関する価値観の絶対的な正義を突き詰めていくと、人が人として生きることは権利であり、どの様な場合においても正義であり、そこを大切にしながら物事を組み立てることが要求されており、人権を大切にすることを貫いてまいります。

東御市として脱炭素社会の実現に向けた取り組みは、時の大きな流れの中で避けて通ることはできない時代を迎えています。当市の経済的豊かさも含めた脱炭素というものをしっかりと理解した政策を基本とする考え方を大切にしていきたいと思います。
現在は世界的に地下資源からの脱却を求められていく流れが不可逆的に進んでいます。
石油資源や石炭資源に依拠しないエネルギーを地域で循環させていくことを、地域の景観と調和させながら実現することが、極めて重要となっています。

石破総理大臣が第2次内閣発足後の所信表明演説の中で全国津々浦々にインバウンドの恩恵がいきわたるように地方創生を推進していくとおっしゃいました。地方創生に関して成功事例はあるものの、それが全国で真似すべき事例として広まってないことが、現在の地方創生の状況であると結論づけられています。
しかし、地方創生は全国一律の施策をすることではなく、地域の特徴を捉えて、活かすことに真髄があると信じています。東御市だからできる施策を展開するからこそ、住民にとっての誇りに繋がり、よその地域にはない良さとして認められるのだと思っています。

現在、市内にはブティックワイナリーが15箇所あり、更にいくつかのワイナリーが準備をされています。
かつて桑畑や荒廃農地や森であった御堂は100名を超える地権者の同意を得て、災害をも乗り越え、地域の皆様の協力と職員の10年間の大変な努力の結果、日本有数のワイン用ヴィンヤードに生まれ変わり、今日を迎えていることについて感謝申し上げます。
全国津々浦々にインバウンドの恩恵がいきわたるように国は協力すると言ってくださっているのであれば、当市にとってはスポーツツーリズムとワインツーリズムの仕上げとして観光と結びつけていく最高のチャンスを迎えていると言わざるを得ません。
現在、宿泊機能がないが故に拾えていない観光に関して、挑戦すべき好機となります。「チャンスの女神には前髪しか生えていない」という諺を改めて思い起こすそんな新年になりました。
この地域が上田と小諸という戦国時代、江戸時代から続く城下町に挟まれながら、営々と農業を大切にしつつ、平和で清らかな水が流れ、爽やかな風が吹き、遠くが望めて、空が青い地域の良さと「ほどよく田舎、とうみ」の空気間を世界中の方に味わって頂ける可能性が極めて高くなっている。そういう年を迎えています。

「人権」「脱炭素」「観光」というキーワードを大切にしながら、全ての政策を市の流れに合致させ、市民が豊かさを実感でき「東御市が好き」という人々を増やしていくために、みんなで誠心誠意努力する年にしたいと思います。
正月の決意と新年度を迎える準備が重なり力を合わせることなくして、これらの事業が成就しないことを確認し、ともに頑張っていきましょう。
一年よろしくお願いします。

長野県東御市長

花岡利夫


花岡としおのお約束

    • 令和元年台風第19号災害からの1日も早い復興、災害に強い地域づくりを進めます。
    • 東御市強靭化を図り道路網整備に努めます
    • 「GMOアスリーツパーク湯の丸」を活用したまちづくり、市民の健康づくり、地域経済の活性化を図ります。
    • 市の一般財源には手を付けず、高地トレーニングプールの建設費と運営費は外部資金で賄います。
    • 菅平―湯の丸―高峰上信越高原国立公園内高地ナショナルトレセン指定を目指します。
    • センターポールに日の丸を「世界の湯の丸」を目指します。
    • 子育て支援18歳までの医療費無料化を図ります。
    • 和児童館の移転建設、滋野児童館の移転に向けた取り組みを進め、各児童館の更新に努めます。
    • 小中学校施設の更なる長寿命化を進め、教育環境の充実、ICT教育の拡充を図ります。
    • 健康長寿、元気に生活できる地域づくりを小学校区単位に進めます。
    • 超高齢化社会に寄り添う市民病院の再編と医、産、学、官地域連携してフレイル予防に努めます。
    • 地域に必要なコミュニテイー事業の創業、イベントの定着を応援します。
    • スポーツを活用した健康長寿ユニバーサル社会を推進します。
    • 福祉の充実、親亡き後の障がい者、障がい児の生活支援に努めます。
    • 人権と平和の地域づくりを推進します。
    • 農業振興、産業振興、六次産業の推進を図ります。
    • ワインツーリズム、スポーツツーリズムの宿泊機能を高めます。
    • 関係人口、関係企業、関係大学と力を合わせて、選ばれる・魅力ある東御市づくりを進めます。
    • 上田地域統合クリーンセンターの環境アセス推進と東部クリーンセンターの使用期限を明確にします。
    • 環境に配慮した自然エネルギー活用に努め、低炭素社会づくりを進めます。

INFORMATION

信州自治(信州自治研究会発行)2,3合併号 傾斜という弱点を強みに~標高差1,500mを活かしたまちづくり~
東御市のご案内「ほどよく田舎」陽当たりがいい。近さがいい。人がいい。
ふるさと納税であなたのスポーツライフを応援します。湯の丸高地トレーニング施設應援サイト

更新情報

お知らせ

2024.01.02

ごあいさつを更新いたしました。

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2023.04.10

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2022.04.01

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2020.12.27

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みんなでTOMI大作戦続行中!

花岡としおが推進する『みんなでTOMI大作戦』とは?

4つの柱をもっと骨太に。

Together,お互いに支えあうまち
  • 小学校区単位のふるさとづくり。
  • 安心・安全・平和なまちづくり。
  • 地域の歴を大切に。文書庫の充実を図ります。
  • ホスピスケア哲学のあるまちづくり。
Origin,お産が出来て子育てしやすいまち
  • 助産所とうみの充実と医師の確保に努めます。
  • 第三子以降の保育料を無料化します。
  • 自然の中での元気な保育を進めます。
  • 生きることの意義を実感できる育ちをサポートします。
Merit,魅力あふれるまち
  • 標高差1,500mの地形を活かしたまちづくり。
  • ワイン産業を応援し、千曲川ワインバレーを実現します。
  • 日本の高地トレーニングのメッカづくりに協力します。
  • 健康寿命日本一、食のおいしさを活かします。
Inovitation,移住者をいざなうまち
  • 景観・人情の素晴らしさを全国に発信します。
  • 日本水連と連携して国立のプール誘致を実現します。
  • 地域産業を守り育み、新たな雇用をつくります。
  • 体験型滞在観光システムを充実させます。

花岡市政の10年間の軌跡

人と自然が織りなす
しあわせ交流都市とうみ

後援会

花岡としお後援会会長からのごあいさつ
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